令和6年度
「海の絵画コンクール」入賞作品について
令和6年度「海の絵画コンクール」に多数のご応募をいただき、たいへんありがとうございました。
去る6月26日に、神戸市教育委員会指導主事様による厳正な審査の結果、以下の皆様が金・銀・銅三賞及び佳作賞に入選されました。
おめでとうございます!
★現在、入選された皆様に対し、順次お知らせを行っております。
まだ連絡が無い方がありましたら、当 神戸海事広報協会までお問い合わせ
下さい。
★以下の入選者名簿は、「速報版」となります。
もし、お名前の誤り等々のお気づきがございましたら、当 神戸海事広報協会
までお知らせ下さいませ。
以後、入賞作品のご紹介等を随時追加してまいります!
しばしご猶予下さい。
上記の佳作入選者の皆様には、表彰状および副賞を8月から順次送付する
予定です。各応募者にご連絡いたしますので、しばしお待ち下さい。
講 評
今年度も、「海」をテーマに素敵な作品が多数寄せられ、それぞれの思いが絵にとてもよく表れていました。
それぞれの年齢ならではの素敵な表現、そして子供たちののびやかな感性や想像力に出会え、絵を描くよさをあらためて実感しています。
幼児の皆さんの作品は、思いのままに自分の書きたいものを表していました。こんな船があったらいいな、海のいきものといっしょに遊びたいな、など自分と対話をしながら、画面いっぱいに色を重ねており、作品作りを楽しんでいる姿が目に浮かびました。
小学生低学年の皆さんの作品は、生き物に焦点を当てた作品が多数ありました。自分の好きな生き物、見つけてみたい生き物など、自分の気持ちを海に寄せながら、力いっぱい表現していることがとても素敵でした。
高学年の皆さんの作品では、ご自身の体験をテーマにした作品が多数ありました。見たものや感じたことを自分の思いで描き方を工夫し、作者の気持ちがとてもよく伝わってきました。
中学校では見たものや感じたことをもとに、自分の表し方で表わし、見る人を深く考えさせる作品が多数ありました。暗闇の中で船内の明かりが灯り、これから出港するのでしょうか。海というテーマを様々な角度から捉えている作品がとても印象的でした。
個性豊かな作品も、もとは真っ白な1枚の画用紙です。一人一人が、様々な生活の中の情報を関連付け、形や色を駆使して一枚の画用紙に働きかけたことで、新しい意味や価値が生み出されています。これからの変化が激しい予測困難な世の中を大人として活躍する皆さんには、「ものやことを関連付けて考えること」や「自分なりに新しい意味や価値を生み出す力―創造性―」がとても大切な力になってきます。海の絵画コンクールの経験をきっかけに、どうぞこれからも身のまわりの様々なことに関心をもち、たくさんの経験をして、そしてみなさんの新しいものをつくり出す力で、すてきな社会をつくっていってほしいと思います。
神戸市教育委員会事務局 学校教育部 教科指導課
指導主事 西上 靖彦
各部門金賞の受賞作品
幼児の部 金賞
たけだ ゆり [神戸市立神戸幼稚園 ]
小学校低学年の部 金賞
安永 朱里[姫路市立大塩小学校 1年]
小学校高学年の部 金賞
水嶋 亮太[神戸市立舞多聞小学校 6年]
中学生の部 金賞
上野 澪 [淡路市立津名中学校 3年]