自立支援施設の中学生体験学習

 

 

~将来の道しるべに ~

 

人手不足が続く若年船員の人材確保と児童の実社会への自立サポートを目的に、令和元年12月16日、(公社)神戸海事広報協会及び(公財)日本海事広報協会並びに国土交通省神戸運輸監理部の3者が共催し、自立支援施設神戸市立若葉学園の中学生18名を招き出前授業を行いました。

はじめに「銀河丸」での船内見学を行い、その後、実際に操船シミュレーターを使っての模擬操船体験や機関室での発動機の始動・停止操作などを体験しました。

 

乗組員との質疑応答・意見交換によって今まで知る機会のなかった「船員」と言う職業に向かう「道しるべ」は、中学生及び先生達にとって大いに参考になったとのではないでしょうか。

引き続いての「体験講話」は、元神戸港遊覧船の機関長で、現在は(一財)日本船舶職員養成協会近畿にて小型船舶免状の取得希望者を育成指導している宮地斎教員が寮生活をしながら学び船員の道に進んだ体験談を話しました。

 

奨学金制度についても紹介し、最後にBGMに乗せてスクリーンに流された宮地氏からの「君たちへのメッセージ」を紹介します。

 

 

「つらいこと、いやなこと、やめたいと思ったことも何度もあるけど、それ以上に楽しいこと、やりがいもある船乗りの生き方はどうかな

自分の目で見て、自分で判断して、自分で責任をとれるように成長してほしい

      私はみなさんを応援します!」