令和7年度

「海の絵画コンクール」入賞作品について

令和6年度「海の絵画コンクール」に多数のご応募をいただき、たいへんありがとうございました。

去る6月26日に、神戸市教育委員会指導主事様による厳正な審査の結果、以下の皆様が金・銀・銅三賞及び佳作賞に入選されました。

おめでとうございます!

 

★現在、入選された皆様に対し、順次お知らせを行っております。

 まだ連絡が無い方がありましたら、当 神戸海事広報協会までお問い合わせ

 下さい。

★以下の入選者名簿は、「速報版」となります。

 もし、お名前の誤り等々のお気づきがございましたら、当 神戸海事広報協会

 までお知らせ下さいませ。

令和7年度「海の絵画コンクール」入賞者名簿
令和7年度「海の絵画コンクール」入賞者名簿.pdf
PDFファイル 54.2 KB

上記の入賞者の皆様には、7月19日(土)実施の表彰式についても、

順次ご案内中です。

  令和7年度「海の絵画コンクール」表彰式についてはこちらから

 

 

令和7年度「海の絵画コンクール」佳作受賞者名簿
令和7年度「海の絵画コンクール」佳作受賞者名簿.pdf
PDFファイル 54.5 KB

上記の佳作入選者の皆様には、表彰状および副賞を8月から順次送付する

予定です。各応募者にご連絡いたしますので、しばしお待ち下さい。

 

講 評

今年度も、「海」をテーマにした多くの素晴らしい作品が寄せられました。兵庫県の豊かな海に親しみ、そこから広がる思いや発想を、子どもたちが一人ひとりの視点で表現している様子に、心を打たれました。

 

幼児の作品からは、身近な自然や生き物への興味をきっかけに、自由な発想でのびのびと描かれた姿が伝わってきました。色や形を思いのままに使いながら、海の楽しさや不思議さを感じ取っている様子が、画面いっぱいに表れていました。

 

小学校低学年では、海の生き物や船など、身近な題材を通して、見たこと・感じたことを素直に表現した作品が多く見られました。自分の好きなものを思い切り描く姿に、表現することの楽しさがにじみ出ていました。

 

高学年になると、構図や色使いに工夫を凝らしながら、自分の思いや考えを丁寧に表現する姿が見られました。港や家族との思い出、未来の海の姿など、テーマの捉え方も多様で、作品からは深い思索や創造の過程が感じられました。

 

中学生の作品では、これまでの経験や日常の中で感じたことをもとに、海を通して環境や社会、未来について考えた作品が多く見られました。構成や色彩に工夫を凝らしながら、自分の思いをしっかりと伝えようとする姿勢が印象的で、見る人の心に強く訴えかける力を持っていました。

 

「海」という共通のテーマを通して、子どもたちが自分の思いを巡らせ、表現することにより、海への親しみや愛情が育まれていることを感じました。画用紙の上に広がる一人ひとりの世界には、豊かな感性と創造の芽が息づいており、これからの社会を担う子どもたちの可能性を強く感じました。

 

また、一人ひとりが自分の思いを形にする喜びを味わい、心の中にある海へのまなざしを、色や線に込めて表現してくれました。その姿は、まるで波のように自由で、光のようにまぶしく、私たち大人の心にも深く響きました。

これからも、身のまわりの自然や日々の出来事に目を向けて、感じたことを大切にしながら、あなたらしい表現を続けてください。絵を描くことは、世界と自分をつなぐ大切な手段です。その一枚の絵が、誰かの心を動かし、未来の海や社会をよりよくする力になると信じています。

皆さんの感性と創造の力が、これからの時代を照らす光となることを、心から願い、応援しています。

神戸市教育委員会事務局 学びの推進課

指導主事 西上 靖彦

 

 

各部門金賞の受賞作品

幼児の部 金賞

ふじの やまと[神戸市立神戸幼稚園 ]

 

 

小学校低学年の部 金賞

斉内 桜宝塚市立宝塚第一小学校 3年]

 

 

小学校高学年の部 金賞

田中 優羽 [豊岡市立豊岡小学校 4年]

 

 

中学生の部 金賞

山本 なのは [神戸市立福田中学校 3年